鏡洲ソアのVTuber研究室

VTuber活動に役立つTips、ノウハウなどを発信していきたい

VTuber版 ゲーム実況の収録環境構築例の紹介【二人収録編】

ソアです。今回は二人収録編と言うことで既に紹介済みの内容は割愛しつつ、差分だけを軽く紹介しちゃいますので前回の記事とあわせてご覧ください。

thor-vtuber-labo.hatenablog.com

ここで紹介する二人収録は同じ場所で同じTVなどを見ながら協力プレイや片方が閲覧専門に回ってゲーム実況するような場合になります。
PlayStationなどの遠隔で同時プレイできる機能を使って、リモートで同時収録するようなケースではないのでお気を付けください。

収録環境構成図

前回同様に先に図を見せちゃいます。
大事なのは次の3点です。

  • 二人目用のアバターのトラッキング環境を追加
    (利用ソフトによっては一人の場合と大差ない可能性もあり)
  • PCからの音声を同時に二人で聴けるようにする分配機・分配ケーブルの導入
  • OBSでのマイク音声をモニターのみ有効にする

二人目用のアバターのトラッキング環境整備

先に挙げた図では、単純に同時に二つのソフトを立ち上げて、それぞれのソフトやWebカメラアバターを動かしています。
それぞれのソフトが立ち上げる仮想カメラをそれぞれOBSのソースとして取り込めば、これで同時にアバター表示をする収録が行えます。

ところがソフトによっては、一つのソフトで複数アバターの同時収録機能を持つ場合もあります。
その場合は利用するカメラなども一つで済み、構成が簡略化される可能性があります。

例えば、Animazeの元だったFaceligでは複数アバターの同時表示機能がありました
(が、いまいち使いこなし辛かった記憶があり、後継であるAnimazeが既に登場していたため深掘りしてません)。

youtu.be

Animaze にはこの機能は含まれていないようですが、
現在同時に使用している 3tene FREE の有償版である 3tene PRO で2体同時のアバター表示や操作が可能なそうで落ち着いたら購入や導入を検討中です。

分配機もしくは分配ケーブルの導入

一人で収録時は普段通りにイヤホンやヘッドフォンを利用してPCの音声を聞く形でOBSから流しているゲーム音声を聞くことができますが、二人での同時収録となると一工夫が必要です。

分配機

Amazonなどで以下のような分配機が売ってます。
音量を各出力ごとに調整できたりもできるので導入してみましたが、いまいち端子の接続が悪かったりで安定しないので困ったりはしてます。

あと端子に利用されるのが普段使っているようなミニジャックのサイズではなく、もう一段階大きいサイズなので必要に応じて変換ジャックやケーブルが必要になります。

分配ケーブル

もう少し簡略化された機材の案として、以下のような分配ケーブルがあります。
この分配ケーブル自体は別に長めでなかったりするので、PCから手元までヘッドフォンやイヤフォンの長さが届くのか等にはお気を付けください。

その他の機材や機能での分配

選択肢は他にもあって、例えばオーディオミキサーの方でどうこうできる場合もあるかもですし、
たまたま適当にAmazonで買ってたヘッドフォンがそもそも端子が二つあって、もう一つのヘッドフォンに分配することも可能な機材だったりしました。

OBSでのモニター設定の工夫

ここは環境によっては対応不要かもしれませんが、一応現在僕らが収録をする際には実践してるので記載しておきます。
ヘッドフォンをした上である程度の音量でゲーム音声などを流す設定にしている場合、ゲーム音のせいでお互いの声が聞こえ辛くなってしまう場合があります。

そんな時の補助として、OBSで録音対象にはしていないが入力は来ているマイク音声をモニターだけは有効にしておくことで、
ゲーム音に加えてマイクで拾った実況音声をお互いのヘッドフォン、イヤホン環境に流すことが可能になります。

OBSのオーディオの詳細プロパティ上で、以下のように「マイク」に対応するモニタリングの設定を「モニターのみ(出力はミュート)」にしてみましょう。

まとめ

以上、二人でゲーム実況を同時収録する場合の環境構築のポイントを少し解説してみました。
もちろん各人の環境や使用ソフト、収録したい動画の種類などで差分は色々出てくると思うのですが、複数人同時での動画収録をしたいVTuberさんなどの参考にしていただければ幸いです。

【GIMP】グリーンバック背景のスクショ画像を透明背景画像に加工する

こんにちは。ソアです。 記事にしたいネタはちょこちょこあるのですが、なかなか一つの記事として書ききることができず久しぶりの投稿になってしまいました。

今回は表題の通り、グリーンバック背景のスクリーンショット画像を透明背景画像に加工する方法を紹介してみます。 具体的には、以下の記事で紹介したような VTuber の立ち絵などを撮影したいが、ポージングの自由度を重視しており、 最初から透明背景での画像が撮影できる 3tene FREE ではなく VRoid Studio などで撮影した画像を使用したい場合の話になってきます。

thor-vtuber-labo.hatenablog.com

例えば、こんな画像を透明背景画像に加工してみたいとします。

Windows のペイント3Dで切り抜きを試みる

とりあえず真っ先に試そうとするのはこれだったんですが後述する通り上手くいきません。 興味なければ GIMP の方まで飛ばしちゃってください。

  1. ペイント3Dで画像を開いて、マジック選択をやってみます。
  2. 拡大してみるとグリーンバック背景がところどころ残っています。
    一応削除する対応はできるのですが、それでも細かい所の調整は不完全になるのでどこかで妥協して切り抜きます。
  3. 「Ctrl+x」で切り抜いたら、新しいファイルの作成をします。
    新しいキャンパスは「透明なキャンパス」の設定をONにして、あらかじめキャンパス内に切り抜いた画像が入るように適当なサイズまで大きくしておきます。
    その後「Ctrl+v」で張り付けます。
  4. 必要なところだけでトリミングし直して、PNGデータとして保存すれば以下のような雑な切り抜き画像が完成します。 が、見ての通り滅茶苦茶グリーンバック背景が残っちゃうので素材としては使い辛いです……。

GIMP を使ってグリーンバック背景を透明化してみる

と言うことで手抜きをせずに GIMP でどうにかする方法を習得してみます。
公式ドキュメントとかに説明があるかもしれませんが、以下の記事を参考にさせていただきました。
本記事では GIMP 2.10.32 のバージョンを使用しています。

unity-yuji.xyz

  1. GIMP で対象画像を開き、「レイヤー」タブから「透明部分」→「色を透明度に」を選択します。
  2. 「Color」は右にあるスポイトアイコンからグリーンバック背景の色を抽出して設定する。 「Transparency threshold」と「Opacity threshold」を 0.1 くらいの値から始めて、切り抜かれ具合に応じてそれぞれの値を調整して良い感じに切り抜かれるパラメータを模索します。
  3. あとはエクスポートすると以下のような画像が完成します。さっきより大分ましになったと思います。

背景色の要素を抜き取る形になるはずなので、指定したパラメータ値や元画像の背景色除去の難しさ度合によって若干元画像との色みが変わってしまう恐れがあります。 その辺りには注意してください。

以上です。 その他こう言う方法やソフトがおススメだよと言う情報あれば教えてもらえると助かります。

【OBS】シーンコレクションを使いこなして音声の録画ミスや配信ミスを防止する

こんにちは、ソアです。
皆さんはOBSの音声ミキサーの設定ON・OFFに纏わるトラブルを起こしたことはありませんか?私はあります(白目)
そんなVTuber初心者が故の事故を防ぐための、VTuberとしてOBSを使いこなす必須テクニックの一つを紹介します。

僕はゲーム実況や企画動画、配信などの様々なケースでOBSを利用するのですが、ケースごとに音声ミキサーの設定が異なる場合があります。

例えば、ゲーム実況動画の撮影時の環境構成は以前記事で記載した通りなのですが、
マイクを通した実況音声は Audacity のソフトの方で録音するのですが、
OBSではゲーム映像と音声のみを録画したいので、マイクからの実況音声の出力はOFFにする必要があるのです。

thor-vtuber-labo.hatenablog.com

一方で、VTuberの企画動画などを撮る際は特に分けて収録したい同時音声がないので、
この時はOBSでマイクからの音声をONにする必要があるのです。

そして、残念ながら音声ミキサーの基本設定自体はシーンを切り替えたところで共通扱いされて変わりません
すなわち、ゲーム実況動画の撮影後に企画動画を撮ろうとした時にシーンだけ変えて、音声ミキサーの設定調整を忘れると……。

こう言った事故を防ぐために使いこなすべきがシーンコレクションです。
OBSのメニュー上にも目立つ感じでちゃんと存在しています……!!
(記事執筆時点での著者のOBSのバージョンは 28.0.3 です)

このメニュー上からシーンコレクションの移動ができます。
例えば、ゲーム実況用のシーンコレクションでは音声ミキサー上ではマイクをOFFにしておき、

ゲーム配信用のシーンコレクションでは音声ミキサー上でマイクをONにしつつ、ゲーム音声も少し下げておく。
などの音声ミキサーの設定をシーンコレクションごとに維持することができます。

以上、短めでしたが今回はOBSのシーンコレクション機能の一活用法の紹介でした。

多分VTuber歴とか長くてそこそこ慣れている人は当然使いこなしている機能だと思うのですが、僕はまだまだ歴や経験が浅く全然OBSの機能を使いこなせてないままでした。
メニューには、プロファイルやドックと言った機能もありますが、この辺もまだ全然使いこなせてないので、実際使ってみたらまた記事にしようかなと思います。

OBSのプラグイン「Source Record」を使ってグリーンバック等の映像にクロマキー処理を行うソースを撮影する時の注意点

ソアです。先日の記事でドヤ顔でOBSのSourceRecordプラグインを導入すればVTuberアバターのみの撮影データも残せて便利だぜって語ってたのですが、 全然使いこなせてなくて、編集で使える動画データになってなかったのでその話をします……。

thor-vtuber-labo.hatenablog.com

何が問題だったかと言うと、VTuberアバターに関してはAnimazeなどでグリーンバック背景などにしておき、クロマキー合成で最終的な映像を作り上げてましたが、 Source Recordで撮影するソース対象にクロマキー処理が適用されているので、残る動画データが黒背景でVTuberアバターのみが映っている状態になってました。

この右上に映っている状態の絵面で黒背景の動画データが残ってしまいます……。

対応法

と言うことで、どうやって対応すれば良いかと言う話なのですが、OBSではシーン中に表示する各ソースの選択肢の中に別のシーンを参照することもできます。 そのため、

  • SourceRecordで撮影したい元ソースのみがあるシーンA
    → こちらでクロマキー処理をかけない元ソースのみに対してSourceRecordのフィルターを追加して動画データを取得する
  • 最終的に撮影するシーンB
    → こちらでシーンAを表示しつつ、ソースに直接ではなく、シーンA単位でクロマキー処理を適用させる

と言う感じにすることで先ほどの問題を回避できます。

分かりづらいと思うので、実際の設定例のスクリーンショットを貼ってきます。

こちらがSourceRecordで個別で動画データを残したいので作るシーンAです。
クロマキー処理をかける前で元ソースのみの状態なので、ここにSourceRecordフィルターを適用させればグリーンバック状態での動画データを残せます。

こちらが最終的に撮影する動画用のシーンBです。 シーンAを表示するソースとして指定しつつ、そのシーンA単位でクロマキー処理をかけるようにしてグリーンバックを取り除くようにします。

以上です。 皆様はくれぐれもアバターのみの動画データを取得しているつもりでいて、実際使おうとすると使いようがない黒背景状態でデータが残らないようにお気を付けください(白目)

ゲーム実況動画の編集~公開までの簡単な作業例

前回はゲーム実況動画の収録の構成環境に関して、概要を記事にしてみたので、今回はその後の動画編集~公開までの流れ概要を記事にしてみます。

thor-vtuber-labo.hatenablog.com

これまた実際にやってみないと、何をやったら良いのかどこを気を付けるべきなのかって点は恐らく最初は分からず、初心者向けに何かの役に立つかもしれないので参考までに。

想定する元データファイル

先ほどの記事にて書いてあるのですが、ゲーム映像(音声)とゲーム実況音声は別撮りになっている想定です。

  • ゲーム映像データファイル
    Source Record プラグインを利用している場合は、ここは正確には以下の3つのファイルに分かれます
    • ゲーム映像の上にVTuberモデルが既に配置済みのデータファイル
    • ゲーム映像のみのデータファイル
    • VTuber映像のみのデータファイル
  • ゲーム実況音声ファイル

編集の前段階作業

ゲーム映像の動画ファイル形式変換作業

僕の場合はOBS Studioで録画していますが、録画時点では編集時に利用するmp4ファイル形式ではなく、mkvファイル形式になっています。
OBS の設定に関しては以下の記事を参考にしたはずです。
vip-jikkyo.net

mkvファイルからmp4ファイルへの変換にあたっては、XMedia Recodeと言うソフトを使っています。
コピーの設定で変換するだけなので変換時間はそこまで変わらないはずなのですが、たまに変換時間が妙にかかったり前後のファイルサイズに差異が出る場合があり、その理由が良く分かってないです。何故なの……?

ゲーム実況音声の音声ファイル書き出し作業

僕の場合はゲーム実況音声をAudacityで録音しているので、録音直後はプロジェクトファイルになってます。編集のために録音データをmp3ファイルに変換する必要があります。
また収録環境や使用ソフトにもよりますが、mp3ファイルに変換する前に全体の音量バランス調整やノイズ削減の加工をやってください。この辺はどっち側でやった方が良いかは実際に試しながら自分に合わせたやり方を模索します。

  • 【必要に応じて】オーディオソフト側で事前にノーマライズやノイズ除去などの加工処理
  • mp4ファイル形式でエクスポート

【必要に応じて】各データファイルのフォルダ整理

絶対に必要な作業ではないんですが、基本的にこの段階である程度整理しておくことを強く推奨します。
もちろん後から整理できるのですが、編集ソフト的には編集当時のファイルパスを覚えてしまうので、整理後に編集ソフトを立ち上げるとファイルが読み込めなくなります。
その読み込めなくなったファイル達を新しいファイルパスに再紐づけする必要があり、その辺が面倒なので編集前にデータ整理はしておこうね、と言う話です。

編集作業

僕は編集ソフトとしてDavinciResolveを利用していますので、それを踏まえての例とかも入ってますが、別の動画編集ソフトを利用していても大まかなところは変わらないと思います。

初期作業

  • ゲーム映像と実況音声の音合わせ
    • 収録開始直後などにメニュー画面などのカーソル移動操作と同時に声掛けをしてタイミングを合わせをしておき、この場面を利用して編集ソフト上で位置を揃えます
      もしも収録時にこの作業を忘れてたなら台詞読みやリアクションなどのタイミングから違和感のないように勘で合わせましょう……
  • ゲーム映像と実況音声の音量バランス調整
    • ゲームや機種、機材の種類によってもバランス感は変わると思うので実際に自分で聴いてみてバランスよさそうな音量にバランス調整していきます
    • DavinciResolve 的には Fairlight タブのミキサーで各オーディオトラックごとの音量調整をしていく感じです
  • 【必要に応じて】ゲーム実況音声にオーディオフィルターの適用
    最近だとDavinciResolveに備わっている以下のFairlight FXを適用していますが、リップノイズの除去などが完全にできる訳ではないので後述の作業でも場面場面ごとに削除や音量削減もやります
    オーディオミキサー側でコンプレッサーかけて録音しているけど、あまり合ってないかもと思ったりもする今日この頃。おススメのDavinciResolveのフィルターなどももしあれば教えてください……!!
    • De-Esser (s音の低減)
    • Vocal Channel(人の声向けのバランス加工)

メイン作業

ここからが動画を実際に流して見返しながらちまちまやっていくメイン作業の話です

  • 不要なシーンのカット編集
  • 【必要に応じて】字幕や効果音などの追加
    とにかく早く動画投稿しちゃいたいぜって人は最低限のカット編集だけで出せると思いますが、場合によって字幕とか使えると親切な動画つくりになる事もあるのでその辺は各自のこだわり次第だと思います
  • ノイズの除去や部分的な音量調整
    リップノイズなどの雑音が入ったままだと場合によって人に不快感を与えることがあるので極力削ってます。そのままにしておいてプラスに働く要素がないのでなるべくと言う感じですがこの辺もどこまでどうやるかはこだわり次第かなぁと
  • (直接の編集作業ではないですが)サムネイル候補場面の選定、スクリーンショット撮影

最終作業

  • 【必要に応じて】YouTube用向け終了動画の挿入
    • 終了動画のテンプレート自体は使い回しになるはずなので終了動画そのものを作る作業にはここには入れてません
  • 動画のエンコード
    僕の場合はYouTubeニコニコ動画のそれぞれに投稿しているので2回書き出し処理をしています
    • YouTube用のエンコード
    • ニコニコ動画用のエンコードYouTube用の終了動画は予め削っておきます。
      1動画分のデータ量の上限 3GB 制限があり、そのための品質調整も必要で(実際に書き出し完了するまでデータ量が分からないよう?)これが面倒臭い……。

【必要に応じて】サムネイル作成作業

僕はGIMPを使ってます。書くの疲れてきたのでここは滅茶割愛。

動画投稿

後は投稿するだけ?と思いきやここも色々考えだすと大変なんだよなぁ……。

  • YouTubeニコニコ動画への動画アップロード
  • 動画概要の記入など
    • サムネイル設定
    • 初回であれば再生リストやシリーズの作成
    • タグ付け
  • 前回までの動画概要の更新
  • 【必要に応じて】Twitterなどでの投稿宣伝の記入

まとめ

と言うことで今回はゲーム実況動画の収録後、公開までの編集などの作業の流れをまとめてみました。
こうして書き出してみると滅茶色々作業あるなってことで慣れるまでは大変なのも仕方ないなって感じです。良い動画つくりのためにお互い頑張っていきましょう。

VTuber版 ゲーム実況の収録環境構築例の紹介【一人収録編】

ソアです。VTuberとしてゲーム実況の収録をしている時にどんな機材やソフトを組み合わせて撮影しているのかの例をまとめてみようと思います。
あくまで一例なんですが、どう言う機材やソフトが必要なのか?組み合わせれば良いのかな?って困っているVTuber、YouTuber初心者や準備中の方の参考になれば幸いです。
また、一人収録編と銘打っているのは相方のマレとともに二人同時のアバター環境で収録することもあって、ただそのケースはかなり特殊な例かなと言うことで別記事で差分を紹介していこうと思います。
今回の目的は概要紹介が目的と言うことで、各構成の詳細に関する注意点とか見当はまた追々記事にしていけると良いですね。

収録環境構成図

図にした方が分かりやすいと思うので図にしてみました。
例として、TVゲームの収録をやる構成図を書いてますが、使用する機材の差だったりYouTubeの企画動画やPCゲームの収録など撮影したい動画内容が変わってくる場合も基本的にこの応用でできると思います。

ゲームプレイ用の環境構成

  • ゲーム映像
    • 普段ゲームをする時と同様にTVに映してプレイするようにしています。
      が、もちろんOBSに映るディスプレイ画面などを直接確認してプレイする構成でも問題ないと思います。
      その場合、構成図上では割愛しているPC用のディスプレイを用意する必要がなく、スペースや機材を簡略化する構成にできるはずです。
    • ゲーム機とTV間のHDMI接続に関して、普段ゲームをする時に直接TVとゲーム機を接続してゲーム映像を映していると思いますが、その間にキャプチャーボードを挟むことになります。
      最初は不慣れに感じるかもしれませんが、あまり複雑な話ではないです。
      ゲーム機⇔TV間の関係性としては、キャプチャーボードを通してUSBハブとか延長コードを挟んでいるような接続の仕方の差だと思ってください。
  • ゲーム音声
    • TVから直接音を流してしまうと当然ながらマイクに音を拾われてしまいますのでTVの音声は消音にします
    • では、どこからゲーム音声が流れるかと言うと、PC上でゲーム映像をキャプチャを開始後にOBSのソフト内から流れることになります
      (※そのため、OBSを起動していない内はゲーム音声は流れてこないので注意しましょう。準備中はTVから音を流せばよいと思います)
    • このOBSから流れるゲーム音声をPC出力の音声としてヘッドフォンやイヤホンから聴いてプレイします

ゲーム実況用の環境構成

  • ゲーム映像のキャプチャにはOBSを利用しています。キャプチャーボード付属のソフトもあるのですが、OBSに慣れていて損はないですし、後述の通り最初からVTuberの映像とゲーム映像を組み合わせて撮影する点が通常のゲーム実況者のケースとは異なってきます。
  • ゲーム音声(映像)と実況音声は別撮りで、別々のデータで保存するようにしています
    • ※編集時にゲーム映像と実況音声のタイミングを合わせるため、収録の最初などに音合わせをやる必要がありますので慣れない内は注意します
    • 編集時にゲーム実況中の不要な雑音などの音声を除去や軽減できたり、場合によって再収録して音声の差し替えなども可能になるため、必ずこの構成にしています
  • 図中では、ゲーム実況用のマイクとPCの間にオーディオミキサーが挟まっていますがなくても大きな問題はないです

VTuber映像用の環境構成

この例ではWebカメラで単純にキャプチャする構成の話になってます。LeapMotionもその内取り入れたいですね……。

  • 起動後はゲームプレイ中のTV目線に合わせてキャリブレーションをしておきます
  • マイクと接続しているはずですので、口元の動きの反映はマイク入力を利用してのリップシンク機能を使うと良いでしょう
  • 準備ができたら、バーチャルカメラを有効にし、OBSにて取り込める映像ソースになるようにします

OBSでのソース構成

生配信とかだと適切なシーン作りとかも必要ですが、こと単純なゲーム実況動画を撮影する分に限っては映像ソースとして使うのもたった二つだけなので結構単純です

  • 映像ソース
    • VTuber映像用のバーチャルカメラ: 適当なサイズ感に調整して右下や左下などの置きたい位置に配置しておきましょう
    • ゲーム映像: こちらは基本的にただ映すだけで良いはずです
  • 音声ミキサー
    • VTuber映像用のバーチャルカメラ: ミュートにしましょう。設定によってはリップシンク用に拾っているマイク音声など何かしらの音声を出力してしまう可能性があると思われるため
    • ゲーム映像: 唯一、有効化する音声ソースです。音量調整などは編集時に行えば良いのでミキサー操作も特にしません
    • デスクトップ音声: ミュートにしましょう。Windowsの警告音なども拾う可能性があるため
    • マイク: ミュートにしましょう。ゲーム実況音声は別撮りしているので

Source Record プラグインの追加導入に関して

詳しくは以下の記事をご覧いただいた方が分かりやすいと思うのですが、OBS StudioにSource Recordと言うプラグインを導入することで各ソースごとの映像データも同時に収録することができます。
この機能を利用することで、場面によってゲーム映像だけの演出を作ったり、サムネイル映像の作成に利用したり、収録映像を見返してみた時にVTuberアバターの位置に問題があった時に編集時に位置調整やサイズ調整をやり直すことができます。
当然ながらデータ容量がより増える問題はありますが、何かの時のために同時にデータ保存しておくと安心できると思います。

vip-jikkyo.net

なお、その際は次の点に気を付けてください。

thor-vtuber-labo.hatenablog.com

まとめ

と言うことで、今回はVTuberとしてゲーム実況を収録する時の収録環境例を紹介してみました。

追記

二人収録編も書きました。

thor-vtuber-labo.hatenablog.com

VTuber動画作成環境・利用ソフトなどのまとめ - 2022年11月版

最初の記事と言うことで手始めにVTuber活動にあたっての環境情報などを書き出してみます。
あまりどう言う環境でやっているよって部分を嬉々としてこうしてまとめて公開している活動者ってそこまでいない気がするので何かの参考になればと思い。

PCスペック

活動当初は手持ちのノートPCを利用していたのですが、動画撮影や編集にあたって限界を感じたので2021年8月頃にデスクトップPCを購入しました。
購入にあたって、正直動画撮影や編集に適切なブランドやスペックが全く分からず、適当にとりあえずゲーミングPCブランドのガレリアでそこそこのCPUなどのスペックを目指しました。
結果として、ノートPC利用時代よりはかなり動画書き出し時間なども改善されたので全くの見当違いな買い物にならなくて良かったです。

録音環境

この辺の試行錯誤などもその内記事化したい。
マイク音質などは決して滅茶苦茶良くもない気はするが悪くもないので改める機会がまだない。
ステレオミキサーはあまり使いこなせていないのでその内使い方とかを深掘りしたい。
ゲーム音を二人で別々のイヤホンやヘッドフォンで同時に聞くために分配機を使用する。どっち側の端子の問題か分からないがあまり接続の調子が良くなくて度々困る。

  • マイク: マランツプロ 888M MPM-1000
  • ステレオミキサー: YAMAHA AG06
  • 分配機: N-AUDIO HA400

録画環境

PS4やSwitchのゲーム映像録画のためにキャプチャボードの GC550 PLUS を使用しています。
度々OBSにて映像は出るんだけど音声が入らなかったり、その逆に映像が出なくて音声だけだったりと言う問題にも良く遭遇することがあったりで色々と不安はあるのですが、今のところは引き続きお世話になる予定です。

VTuberモデル関連

2Dモデル

  • 元画像作成
    • オリジナル画像作成:マレ作(アイビスペイントなどを利用)
    • モデリング用に再加工:ソアが適当にGIMPで力業で作業(パーツごとのレイヤー分けされていなかったのを頑張って分解、雑に補完してそれっぽくした)
  • モデル作成: ソアが以下動画を参考にしながら Live2D Cubismモデリング化する
    (リンク先に記載ありますが、更新版の動画もあるので現在はそちらから参考した方が良いと思います) youtu.be
  • 動画撮影 : またその内記事にするかもですが、2人同時に撮影するために2つのキャプチャソフトを同時起動させています

3Dモデル

2022年5月頃からの活動に使用しているもの

PCソフト

動画撮影

これも機会があれば別記事で詳細書きますが映像やゲーム音声と実況音声は別撮りしてます。
以前、ノートPCを使用していた時はこの同時起動による負荷もバカにならなかったので、何なら更に古いノートPCで音声だけ録音、もう片方でゲーム映像の録画と言う七面倒くさいことをしていた時代もそう言えばありました……。

動画編集

Davinci Resolveを使用しています。 かなり専門的なソフトですが無料で使用できるため、将来的に色々と凝ったことをやりたくなった時も変わらず使用できるように本格的なソフトに慣れるつもりで活動当初から使っています。

サムネイル作成

有料のイラストレーション用ソフトの購入などは現状はやっていません。正直まだまだ不慣れで試行錯誤が特に多いところ。