鏡洲ソアのVTuber研究室

VTuber活動に役立つTips、ノウハウなどを発信していきたい

【OBS】シーンコレクションを使いこなして音声の録画ミスや配信ミスを防止する

こんにちは、ソアです。
皆さんはOBSの音声ミキサーの設定ON・OFFに纏わるトラブルを起こしたことはありませんか?私はあります(白目)
そんなVTuber初心者が故の事故を防ぐための、VTuberとしてOBSを使いこなす必須テクニックの一つを紹介します。

僕はゲーム実況や企画動画、配信などの様々なケースでOBSを利用するのですが、ケースごとに音声ミキサーの設定が異なる場合があります。

例えば、ゲーム実況動画の撮影時の環境構成は以前記事で記載した通りなのですが、
マイクを通した実況音声は Audacity のソフトの方で録音するのですが、
OBSではゲーム映像と音声のみを録画したいので、マイクからの実況音声の出力はOFFにする必要があるのです。

thor-vtuber-labo.hatenablog.com

一方で、VTuberの企画動画などを撮る際は特に分けて収録したい同時音声がないので、
この時はOBSでマイクからの音声をONにする必要があるのです。

そして、残念ながら音声ミキサーの基本設定自体はシーンを切り替えたところで共通扱いされて変わりません
すなわち、ゲーム実況動画の撮影後に企画動画を撮ろうとした時にシーンだけ変えて、音声ミキサーの設定調整を忘れると……。

こう言った事故を防ぐために使いこなすべきがシーンコレクションです。
OBSのメニュー上にも目立つ感じでちゃんと存在しています……!!
(記事執筆時点での著者のOBSのバージョンは 28.0.3 です)

このメニュー上からシーンコレクションの移動ができます。
例えば、ゲーム実況用のシーンコレクションでは音声ミキサー上ではマイクをOFFにしておき、

ゲーム配信用のシーンコレクションでは音声ミキサー上でマイクをONにしつつ、ゲーム音声も少し下げておく。
などの音声ミキサーの設定をシーンコレクションごとに維持することができます。

以上、短めでしたが今回はOBSのシーンコレクション機能の一活用法の紹介でした。

多分VTuber歴とか長くてそこそこ慣れている人は当然使いこなしている機能だと思うのですが、僕はまだまだ歴や経験が浅く全然OBSの機能を使いこなせてないままでした。
メニューには、プロファイルやドックと言った機能もありますが、この辺もまだ全然使いこなせてないので、実際使ってみたらまた記事にしようかなと思います。

OBSのプラグイン「Source Record」を使ってグリーンバック等の映像にクロマキー処理を行うソースを撮影する時の注意点

ソアです。先日の記事でドヤ顔でOBSのSourceRecordプラグインを導入すればVTuberアバターのみの撮影データも残せて便利だぜって語ってたのですが、 全然使いこなせてなくて、編集で使える動画データになってなかったのでその話をします……。

thor-vtuber-labo.hatenablog.com

何が問題だったかと言うと、VTuberアバターに関してはAnimazeなどでグリーンバック背景などにしておき、クロマキー合成で最終的な映像を作り上げてましたが、 Source Recordで撮影するソース対象にクロマキー処理が適用されているので、残る動画データが黒背景でVTuberアバターのみが映っている状態になってました。

この右上に映っている状態の絵面で黒背景の動画データが残ってしまいます……。

対応法

と言うことで、どうやって対応すれば良いかと言う話なのですが、OBSではシーン中に表示する各ソースの選択肢の中に別のシーンを参照することもできます。 そのため、

  • SourceRecordで撮影したい元ソースのみがあるシーンA
    → こちらでクロマキー処理をかけない元ソースのみに対してSourceRecordのフィルターを追加して動画データを取得する
  • 最終的に撮影するシーンB
    → こちらでシーンAを表示しつつ、ソースに直接ではなく、シーンA単位でクロマキー処理を適用させる

と言う感じにすることで先ほどの問題を回避できます。

分かりづらいと思うので、実際の設定例のスクリーンショットを貼ってきます。

こちらがSourceRecordで個別で動画データを残したいので作るシーンAです。
クロマキー処理をかける前で元ソースのみの状態なので、ここにSourceRecordフィルターを適用させればグリーンバック状態での動画データを残せます。

こちらが最終的に撮影する動画用のシーンBです。 シーンAを表示するソースとして指定しつつ、そのシーンA単位でクロマキー処理をかけるようにしてグリーンバックを取り除くようにします。

以上です。 皆様はくれぐれもアバターのみの動画データを取得しているつもりでいて、実際使おうとすると使いようがない黒背景状態でデータが残らないようにお気を付けください(白目)

ゲーム実況動画の編集~公開までの簡単な作業例

前回はゲーム実況動画の収録の構成環境に関して、概要を記事にしてみたので、今回はその後の動画編集~公開までの流れ概要を記事にしてみます。

thor-vtuber-labo.hatenablog.com

これまた実際にやってみないと、何をやったら良いのかどこを気を付けるべきなのかって点は恐らく最初は分からず、初心者向けに何かの役に立つかもしれないので参考までに。

想定する元データファイル

先ほどの記事にて書いてあるのですが、ゲーム映像(音声)とゲーム実況音声は別撮りになっている想定です。

  • ゲーム映像データファイル
    Source Record プラグインを利用している場合は、ここは正確には以下の3つのファイルに分かれます
    • ゲーム映像の上にVTuberモデルが既に配置済みのデータファイル
    • ゲーム映像のみのデータファイル
    • VTuber映像のみのデータファイル
  • ゲーム実況音声ファイル

編集の前段階作業

ゲーム映像の動画ファイル形式変換作業

僕の場合はOBS Studioで録画していますが、録画時点では編集時に利用するmp4ファイル形式ではなく、mkvファイル形式になっています。
OBS の設定に関しては以下の記事を参考にしたはずです。
vip-jikkyo.net

mkvファイルからmp4ファイルへの変換にあたっては、XMedia Recodeと言うソフトを使っています。
コピーの設定で変換するだけなので変換時間はそこまで変わらないはずなのですが、たまに変換時間が妙にかかったり前後のファイルサイズに差異が出る場合があり、その理由が良く分かってないです。何故なの……?

ゲーム実況音声の音声ファイル書き出し作業

僕の場合はゲーム実況音声をAudacityで録音しているので、録音直後はプロジェクトファイルになってます。編集のために録音データをmp3ファイルに変換する必要があります。
また収録環境や使用ソフトにもよりますが、mp3ファイルに変換する前に全体の音量バランス調整やノイズ削減の加工をやってください。この辺はどっち側でやった方が良いかは実際に試しながら自分に合わせたやり方を模索します。

  • 【必要に応じて】オーディオソフト側で事前にノーマライズやノイズ除去などの加工処理
  • mp4ファイル形式でエクスポート

【必要に応じて】各データファイルのフォルダ整理

絶対に必要な作業ではないんですが、基本的にこの段階である程度整理しておくことを強く推奨します。
もちろん後から整理できるのですが、編集ソフト的には編集当時のファイルパスを覚えてしまうので、整理後に編集ソフトを立ち上げるとファイルが読み込めなくなります。
その読み込めなくなったファイル達を新しいファイルパスに再紐づけする必要があり、その辺が面倒なので編集前にデータ整理はしておこうね、と言う話です。

編集作業

僕は編集ソフトとしてDavinciResolveを利用していますので、それを踏まえての例とかも入ってますが、別の動画編集ソフトを利用していても大まかなところは変わらないと思います。

初期作業

  • ゲーム映像と実況音声の音合わせ
    • 収録開始直後などにメニュー画面などのカーソル移動操作と同時に声掛けをしてタイミングを合わせをしておき、この場面を利用して編集ソフト上で位置を揃えます
      もしも収録時にこの作業を忘れてたなら台詞読みやリアクションなどのタイミングから違和感のないように勘で合わせましょう……
  • ゲーム映像と実況音声の音量バランス調整
    • ゲームや機種、機材の種類によってもバランス感は変わると思うので実際に自分で聴いてみてバランスよさそうな音量にバランス調整していきます
    • DavinciResolve 的には Fairlight タブのミキサーで各オーディオトラックごとの音量調整をしていく感じです
  • 【必要に応じて】ゲーム実況音声にオーディオフィルターの適用
    最近だとDavinciResolveに備わっている以下のFairlight FXを適用していますが、リップノイズの除去などが完全にできる訳ではないので後述の作業でも場面場面ごとに削除や音量削減もやります
    オーディオミキサー側でコンプレッサーかけて録音しているけど、あまり合ってないかもと思ったりもする今日この頃。おススメのDavinciResolveのフィルターなどももしあれば教えてください……!!
    • De-Esser (s音の低減)
    • Vocal Channel(人の声向けのバランス加工)

メイン作業

ここからが動画を実際に流して見返しながらちまちまやっていくメイン作業の話です

  • 不要なシーンのカット編集
  • 【必要に応じて】字幕や効果音などの追加
    とにかく早く動画投稿しちゃいたいぜって人は最低限のカット編集だけで出せると思いますが、場合によって字幕とか使えると親切な動画つくりになる事もあるのでその辺は各自のこだわり次第だと思います
  • ノイズの除去や部分的な音量調整
    リップノイズなどの雑音が入ったままだと場合によって人に不快感を与えることがあるので極力削ってます。そのままにしておいてプラスに働く要素がないのでなるべくと言う感じですがこの辺もどこまでどうやるかはこだわり次第かなぁと
  • (直接の編集作業ではないですが)サムネイル候補場面の選定、スクリーンショット撮影

最終作業

  • 【必要に応じて】YouTube用向け終了動画の挿入
    • 終了動画のテンプレート自体は使い回しになるはずなので終了動画そのものを作る作業にはここには入れてません
  • 動画のエンコード
    僕の場合はYouTubeニコニコ動画のそれぞれに投稿しているので2回書き出し処理をしています
    • YouTube用のエンコード
    • ニコニコ動画用のエンコードYouTube用の終了動画は予め削っておきます。
      1動画分のデータ量の上限 3GB 制限があり、そのための品質調整も必要で(実際に書き出し完了するまでデータ量が分からないよう?)これが面倒臭い……。

【必要に応じて】サムネイル作成作業

僕はGIMPを使ってます。書くの疲れてきたのでここは滅茶割愛。

動画投稿

後は投稿するだけ?と思いきやここも色々考えだすと大変なんだよなぁ……。

  • YouTubeニコニコ動画への動画アップロード
  • 動画概要の記入など
    • サムネイル設定
    • 初回であれば再生リストやシリーズの作成
    • タグ付け
  • 前回までの動画概要の更新
  • 【必要に応じて】Twitterなどでの投稿宣伝の記入

まとめ

と言うことで今回はゲーム実況動画の収録後、公開までの編集などの作業の流れをまとめてみました。
こうして書き出してみると滅茶色々作業あるなってことで慣れるまでは大変なのも仕方ないなって感じです。良い動画つくりのためにお互い頑張っていきましょう。

VTuber版 ゲーム実況の収録環境構築例の紹介【一人収録編】

ソアです。VTuberとしてゲーム実況の収録をしている時にどんな機材やソフトを組み合わせて撮影しているのかの例をまとめてみようと思います。
あくまで一例なんですが、どう言う機材やソフトが必要なのか?組み合わせれば良いのかな?って困っているVTuber、YouTuber初心者や準備中の方の参考になれば幸いです。
また、一人収録編と銘打っているのは相方のマレとともに二人同時のアバター環境で収録することもあって、ただそのケースはかなり特殊な例かなと言うことで別記事で差分を紹介していこうと思います。
今回の目的は概要紹介が目的と言うことで、各構成の詳細に関する注意点とか見当はまた追々記事にしていけると良いですね。

収録環境構成図

図にした方が分かりやすいと思うので図にしてみました。
例として、TVゲームの収録をやる構成図を書いてますが、使用する機材の差だったりYouTubeの企画動画やPCゲームの収録など撮影したい動画内容が変わってくる場合も基本的にこの応用でできると思います。

ゲームプレイ用の環境構成

  • ゲーム映像
    • 普段ゲームをする時と同様にTVに映してプレイするようにしています。
      が、もちろんOBSに映るディスプレイ画面などを直接確認してプレイする構成でも問題ないと思います。
      その場合、構成図上では割愛しているPC用のディスプレイを用意する必要がなく、スペースや機材を簡略化する構成にできるはずです。
    • ゲーム機とTV間のHDMI接続に関して、普段ゲームをする時に直接TVとゲーム機を接続してゲーム映像を映していると思いますが、その間にキャプチャーボードを挟むことになります。
      最初は不慣れに感じるかもしれませんが、あまり複雑な話ではないです。
      ゲーム機⇔TV間の関係性としては、キャプチャーボードを通してUSBハブとか延長コードを挟んでいるような接続の仕方の差だと思ってください。
  • ゲーム音声
    • TVから直接音を流してしまうと当然ながらマイクに音を拾われてしまいますのでTVの音声は消音にします
    • では、どこからゲーム音声が流れるかと言うと、PC上でゲーム映像をキャプチャを開始後にOBSのソフト内から流れることになります
      (※そのため、OBSを起動していない内はゲーム音声は流れてこないので注意しましょう。準備中はTVから音を流せばよいと思います)
    • このOBSから流れるゲーム音声をPC出力の音声としてヘッドフォンやイヤホンから聴いてプレイします

ゲーム実況用の環境構成

  • ゲーム映像のキャプチャにはOBSを利用しています。キャプチャーボード付属のソフトもあるのですが、OBSに慣れていて損はないですし、後述の通り最初からVTuberの映像とゲーム映像を組み合わせて撮影する点が通常のゲーム実況者のケースとは異なってきます。
  • ゲーム音声(映像)と実況音声は別撮りで、別々のデータで保存するようにしています
    • ※編集時にゲーム映像と実況音声のタイミングを合わせるため、収録の最初などに音合わせをやる必要がありますので慣れない内は注意します
    • 編集時にゲーム実況中の不要な雑音などの音声を除去や軽減できたり、場合によって再収録して音声の差し替えなども可能になるため、必ずこの構成にしています
  • 図中では、ゲーム実況用のマイクとPCの間にオーディオミキサーが挟まっていますがなくても大きな問題はないです

VTuber映像用の環境構成

この例ではWebカメラで単純にキャプチャする構成の話になってます。LeapMotionもその内取り入れたいですね……。

  • 起動後はゲームプレイ中のTV目線に合わせてキャリブレーションをしておきます
  • マイクと接続しているはずですので、口元の動きの反映はマイク入力を利用してのリップシンク機能を使うと良いでしょう
  • 準備ができたら、バーチャルカメラを有効にし、OBSにて取り込める映像ソースになるようにします

OBSでのソース構成

生配信とかだと適切なシーン作りとかも必要ですが、こと単純なゲーム実況動画を撮影する分に限っては映像ソースとして使うのもたった二つだけなので結構単純です

  • 映像ソース
    • VTuber映像用のバーチャルカメラ: 適当なサイズ感に調整して右下や左下などの置きたい位置に配置しておきましょう
    • ゲーム映像: こちらは基本的にただ映すだけで良いはずです
  • 音声ミキサー
    • VTuber映像用のバーチャルカメラ: ミュートにしましょう。設定によってはリップシンク用に拾っているマイク音声など何かしらの音声を出力してしまう可能性があると思われるため
    • ゲーム映像: 唯一、有効化する音声ソースです。音量調整などは編集時に行えば良いのでミキサー操作も特にしません
    • デスクトップ音声: ミュートにしましょう。Windowsの警告音なども拾う可能性があるため
    • マイク: ミュートにしましょう。ゲーム実況音声は別撮りしているので

Source Record プラグインの追加導入に関して

詳しくは以下の記事をご覧いただいた方が分かりやすいと思うのですが、OBS StudioにSource Recordと言うプラグインを導入することで各ソースごとの映像データも同時に収録することができます。
この機能を利用することで、場面によってゲーム映像だけの演出を作ったり、サムネイル映像の作成に利用したり、収録映像を見返してみた時にVTuberアバターの位置に問題があった時に編集時に位置調整やサイズ調整をやり直すことができます。
当然ながらデータ容量がより増える問題はありますが、何かの時のために同時にデータ保存しておくと安心できると思います。

vip-jikkyo.net

なお、その際は次の点に気を付けてください。

thor-vtuber-labo.hatenablog.com

まとめ

と言うことで、今回はVTuberとしてゲーム実況を収録する時の収録環境例を紹介してみました。

追記

二人収録編も書きました。

thor-vtuber-labo.hatenablog.com

VTuber動画作成環境・利用ソフトなどのまとめ - 2022年11月版

最初の記事と言うことで手始めにVTuber活動にあたっての環境情報などを書き出してみます。
あまりどう言う環境でやっているよって部分を嬉々としてこうしてまとめて公開している活動者ってそこまでいない気がするので何かの参考になればと思い。

PCスペック

活動当初は手持ちのノートPCを利用していたのですが、動画撮影や編集にあたって限界を感じたので2021年8月頃にデスクトップPCを購入しました。
購入にあたって、正直動画撮影や編集に適切なブランドやスペックが全く分からず、適当にとりあえずゲーミングPCブランドのガレリアでそこそこのCPUなどのスペックを目指しました。
結果として、ノートPC利用時代よりはかなり動画書き出し時間なども改善されたので全くの見当違いな買い物にならなくて良かったです。

録音環境

この辺の試行錯誤などもその内記事化したい。
マイク音質などは決して滅茶苦茶良くもない気はするが悪くもないので改める機会がまだない。
ステレオミキサーはあまり使いこなせていないのでその内使い方とかを深掘りしたい。
ゲーム音を二人で別々のイヤホンやヘッドフォンで同時に聞くために分配機を使用する。どっち側の端子の問題か分からないがあまり接続の調子が良くなくて度々困る。

  • マイク: マランツプロ 888M MPM-1000
  • ステレオミキサー: YAMAHA AG06
  • 分配機: N-AUDIO HA400

録画環境

PS4やSwitchのゲーム映像録画のためにキャプチャボードの GC550 PLUS を使用しています。
度々OBSにて映像は出るんだけど音声が入らなかったり、その逆に映像が出なくて音声だけだったりと言う問題にも良く遭遇することがあったりで色々と不安はあるのですが、今のところは引き続きお世話になる予定です。

VTuberモデル関連

2Dモデル

  • 元画像作成
    • オリジナル画像作成:マレ作(アイビスペイントなどを利用)
    • モデリング用に再加工:ソアが適当にGIMPで力業で作業(パーツごとのレイヤー分けされていなかったのを頑張って分解、雑に補完してそれっぽくした)
  • モデル作成: ソアが以下動画を参考にしながら Live2D Cubismモデリング化する
    (リンク先に記載ありますが、更新版の動画もあるので現在はそちらから参考した方が良いと思います) youtu.be
  • 動画撮影 : またその内記事にするかもですが、2人同時に撮影するために2つのキャプチャソフトを同時起動させています

3Dモデル

2022年5月頃からの活動に使用しているもの

PCソフト

動画撮影

これも機会があれば別記事で詳細書きますが映像やゲーム音声と実況音声は別撮りしてます。
以前、ノートPCを使用していた時はこの同時起動による負荷もバカにならなかったので、何なら更に古いノートPCで音声だけ録音、もう片方でゲーム映像の録画と言う七面倒くさいことをしていた時代もそう言えばありました……。

動画編集

Davinci Resolveを使用しています。 かなり専門的なソフトですが無料で使用できるため、将来的に色々と凝ったことをやりたくなった時も変わらず使用できるように本格的なソフトに慣れるつもりで活動当初から使っています。

サムネイル作成

有料のイラストレーション用ソフトの購入などは現状はやっていません。正直まだまだ不慣れで試行錯誤が特に多いところ。

VTuberモデルの立ち絵スクショの撮影方法

主にサムネイル作成の際などには利用するVTuberモデルの立ち絵のスクリーンショット素材などが欲しくなることが多いかと思います。
その際の撮影に使用するソフトなどの比較などをまとめてみます。 なお、以降の説明では3Dモデルを前提としていますが、Live2Dで作成された2DモデルのVTuberモデルにも応用が利くかもしれません。
また、動画を撮影したい場合だとまた事情が変わってくるので、その辺もまた別記事と言うことで。

TL;DR (結論だけ見たい人)

3tene(FREE)の透過背景指定と表情指定機能、スクリーンショット保存機能が便利でした。
とりあえず手軽に始める初心者は一番お世話になりやすい気がします。

3tene(free)を利用した撮影

本命のソフトです。
有償版の3tene PROもあるのですが、今のところは 3tene FREE を使っています。今後有償版の方を導入する機会があるかもしれませんが、その辺りの事情はまた別の記事にて。
仮に動画撮影の際のキャプチャにはAnimazeなどを使う場合でも、立ち絵素材などのスクリーンショットを撮るだけのためにも導入する価値があるソフトかもしれません。

簡単な撮影の流れ説明

以下、記事執筆時点では Windows版の3tene FREE Ver. 3.0.5 を使用しています。 前提として、VTuberモデルの登録や解像度の設定などは済んでいるものとします(必要に応じて別記事にて投稿します)。

  • ①背景設定より、透過背景の設定にします
  • ②表情設定から、撮影したい表情を選択します
  • ③ズームインなどをして撮影したい画面状態になったら撮影ボタンを押します
  • ④撮影した画像はWindowsのデフォルトでは(?) PC > ピクチャ > 3tene フォルダに保存されます。
    保存された画像を確認してみるとちゃんと透過画像のPNG形式になっており動画のサムネイル作成などに適した画像が簡単に撮影できます。

Animazeを利用した撮影

Animaze でもスクリーンショットの撮影は一応可能です。

しかし、以下のような点から前述の 3tene FREE を利用した撮影の方が楽だなと言う認識です。

  • 背景設定で透過背景にはできない……と記事を書くまでは勘違いしていたのですが正確には操作が少しややこしいだけで可能ではあるようです(有償版のみの機能かもしれません)
    「専用のキャプチャウィンドウ」を有効化したうえで、そのキャプチャウィンドウ上で右クリック→「アルファの透明度」を有効化することでグリーンバックの背景が透過背景になり、この状態でスクリーンショットを撮影することで透過画像が取得できるようです。
  • 表情差分の指定が(デフォルトでは)ほぼできない
    恐らくAnimazeエディターにて事前にカスタマイズのアクションやポーズの設定が必要なようで、 3teneFREE で指定できるような汎用的なプリセットの準備がないようでした。

OBSを利用した撮影

OBSでスクリーンショットを撮影することも可能ですが、通常はキャプチャソフト単体で撮影することになると思います。
スクリーンショットの撮影ではなく、動画の撮影の場合はお世話になる事があるかもしれません。

VRoidStudioでの撮影

ソフト自体がなかなか重いのであまり使用経験がないのですが、こちらも透過背景を設定する方法が簡単に見つからず、グリーンバックで撮影したものを加工で透過する必要があり、劣化に繋がるので困っていました。
こちらもスクリーンショットの撮影ではなく、動画の撮影の場合はお世話になる事があるかもしれません。

追記: v1.12.0 で透過背景での撮影に対応されました!!

thor-vtuber-labo.hatenablog.com

まとめ

最初はAnimazeで立ち絵などのスクリーンショットを撮影したかったのですが透過背景化が上手くいかず……
たまたま複数のキャプチャソフトを使っていたお陰で3teneFREEの方も使ってたのですが、これが滅茶手軽に使えて便利でした、というお話をしたかっただけでした。